増田君に電話しました。
少し前に彼女と別れたのは知ってたけど、昨日切羽詰ったメールがきてたのには気付かなくて。。
ちょっと心配になったので。
明らかに凹んでました。
そりゃそうだよなぁ。。
お相手は幼馴染で、私も一度、逢ったことがある。
高校生の頃だったけど、小学生みたいな子だった。
外見に違わず随分奥手な子だって言ってた。
うん、当時からその子の話は増田君からよく聞いてた。
増田君は彼女のことが好きで好きでたまらない風だった。
それは、10年経った今も全く変わらない。
いつも決まって彼女の話題が出る。
一人の人をここまで想えるのはすごいなぁって、本当に尊敬。
彼女と付き合うのも、別れるのももう何度目か。。。
今回は、嫌いじゃないんだけど結婚する気がないから、別れたい、って言われたらしい。
いつも似たような理由だけど、"結婚"って言葉がやけにリアルなお年頃だもんね。
増田君はそろそろ結婚に向かいたい。
彼女はそう言う気にはなれないから、プレッシャーでしかなくなる。
好きで好きで好きでたまらない人と、その"好き"がプレッシャーになってしまう人。
なんだか人事じゃない話。
とりあえず50才まで彼女の専門カウンセラーしながらその気になるのをひたすら待ち続けて、20年経ってもダメだったら、その時は私が結婚してあげるから、安心しとけ、って言った。
それがいい、って笑ってた。
彼女は本当に愛されているんだろう。
増田君は、彼女がその気にならなくてもこの先何十年だって、ただ優しく傍にいてやるんだろう。
それが許されることを、幸せに想うんだろう。
愛ってすごい。
でも、愛の形は人それぞれで、せつないなぁと。
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